9/22、23はうちの地区のお祭りがありました。

こちらは公会堂を出発するときのもの。

今年、主人は壮友（お祭り）の稽古長だったので、毎日稽古に行きまとめ役に徹していました。
大阪からこちらに来て、なにも知らない状態からお祭りの笛をはじめ、8年くらいたった今年稽古長になりました。
地元のみんなのようにお祭りの音を覚えているわけではないし、笛も初めて吹く状態から始まったので
最初はかなり苦戦していました。
暇さえあれば深夜に山奥に行き、車の中で練習したりしたときもありました。

今年もうちで舞いました。我が家のリビングは二階でしかもかなり狭いので、すべての家具を撤去して
照明器具も取っ払いました（（笑））

獅子に頭を噛んでもらうといいのですが、娘は怖がり無理でした( ;∀;)


今年は主人が神社で二回目の笛を吹くことになりました。これが最後のお宮での笛になりました。
倉井の宵宮祭という神社での奉納は、夜中の12時から朝4時半頃まで舞い続けます。
地区ごとに順番に回って舞いますが、くじ引きで今回うちの地区(原壮友)は一番最後になりました。

わたしは仮眠して夜中の3時に神社に向かいました。子供が生まれてから一度も行けていなかったので、
もうかれこれ10年ぶりくらいです。

うちの地区は雄獅子なので、太鼓は大太鼓で笛も長いもので迫力があります。
そして神社での舞は1時間くらいかかるので、それはそれは大変なのです。
笛も太鼓も一人でぶっ通しで吹き、叩きます。ものすごく疲れます。
大の大人でも終わった後はみんな倒れこんでいます。

いろいろな変化をして、最後は化けといって風呂敷を大きく広げて剣を飲みます。

気付いたら肝心な剣を飲むところを見逃してしまいました(;O;)

こちらが主人です。真剣そのものです。1時間のかなりの長丁場で必死でした。

大太鼓は手のひらのまめがすべてつぶれてしまうほど過酷です。
男らしくてかっこいいです♪私も男だったら太鼓をやりたかったな～。

宵宮が終わると、それぞれの公会堂まで神楽を笛や太鼓を鳴らしながら帰ります。
うちの地区は2時間かけて帰ってきます。
道中でOBや他の地区の若い衆や笛や獅子の人が大太鼓を順番に叩けるので、どうしても時間が
かかるのです。

そうして前日のお昼過ぎから次の日の朝6時すぎまでの、長い2日間が終わりました。

みなさん、長い稽古＆本番お疲れ様でした。また来年をお楽しみに★